こんにちは!草加の歯医者草加いすず歯科です。草加いすず歯科では口腔外科も標榜しています!
顎関節症のご相談を受けることも多いです。顎関節症の状態は4つに分類されています。カクンカクンと音が鳴る状態、口が開かなくなる状態、関節には異常がなく顎を動かす筋に痛みが出ている状態、顎関節の骨自体が変形してしまっている状態の4つです。最初の2つの状態が顎関節症患者さんの全体の60%を占めます。
顎関節症の治療法で最も一般的な治療法がスプリントを用いた治療法です。これはプラスチック製のマウスピースのようなもので、上下どちらかの歯列に使います。これを使うことで関節にかかる負担が軽減されると言われています。このスプリントは基本的に夜、寝ている間に使用するもので日中は使用する必要はありません。ただ人によっては日中に食いしばりがある方もいますので、日中も使用することもあります。
稀にスプリント療法でも全く改善がないかたもいます。こういった方には行動療法や、マニュピレーションなどの処置をとるようにしていますがなかなか思うような成果が得られないこともあります。
早い段階からスプリントを使用し顎に負担をかけないようにするのがポイントですので顎に違和感を感じたかたはお早めにご相談ください!