048-950-8867

最終予約受付は診療終了の30分前

歯ぐきから血が出る
歯がグラグラする
-歯周病治療-

PERIODONTAL DISEASE TREATMENT

実はとても身近な
歯周病という病気

歯周病は、日本では8割の国民が罹患または罹患予備軍とも言われる病気で、生活習慣が原因となって発症することが多い疾患です。初期の段階では、歯周組織が炎症を起こし、悪化させてしまうと歯を失うことにもつながります。

当院では、歯周病の治療と予防に力を入れており、基本治療から重症の方の外科治療まで対応しています。また、根本的な原因を改善するための、歯並びやかみ合わせの改善もお勧めしています。
歯周病は自覚症状がないことが特徴です。是非一度検診にお越しください。

院長 鈴木 文章

歯周病とは

歯周病による出血

歯周病は、歯周組織を取り巻く細菌が増殖して炎症を引き起こす病気です。口腔内には、多種多様な細菌が存在し、歯面や歯ぐきとの境目に付着して歯垢となります。歯垢が唾液の成分と結合してできた歯石が歯と歯ぐきの間に歯周ポケットという溝に蓄積して歯周病を悪化させます。歯周病になると、歯ぐきが腫れたり、出血したり、口臭がしたりといった症状が現れ、悪化すると歯を失うことになります。

歯周病治療は、歯磨きやフロスによる口腔内の清掃や、歯周ポケット内の歯垢・歯石の除去などにより細菌感染を抑えることが重要です。

歯周病が影響を与える全身疾患

歯周病と全身疾患の関連性

歯周病菌が放出する毒素は、傷ついた歯ぐきの血管に入り、血管内側を腫れさせて血管が詰まりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血を引き起こすリスクが高まります。また、消化器系のがんのリスクを高めます。さらに、歯周病による血糖コントロール機能の低下から糖尿病を悪化させることがあり、糖尿病による免疫力の低下から歯周病を悪化させることもあります。歯が失われ、噛む力が低下することや一部の歯周病細菌が神経細胞のタンパク質に影響して認知症のリスクを高めるともいわれます。
歯周病は全身の健康に深刻な影響を与える可能性があります。

歯周病治療の基本

歯みがきをする女性

セルフケア

歯周病の治療の基本は、歯ぐきの炎症を抑え、歯周病細菌をお口の中から減らすことです。
セルフケアとは、患者さまご自身による日々の口腔清掃のことで、歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスを使って行います。
正しい歯磨きは、歯垢を取り除き、炎症を抑えるために欠かせません。歯ブラシを適切な角度で歯と歯ぐきの境目にあて、歯垢を取り除くように磨きます。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯の間の汚れを取り除くことも大切です。

歯周病の検査をする歯科衛生士

プロケア

歯周病の原因になる歯石や、セルフケアでは落としきれない歯垢は、歯科医院で専門家による手用スケーラーまたは超音波スケーラーを使用したクリーニング(プロケア)で取り除く必要があります。日常のセルフケアと定期的なプロケアを並行して実施することで、歯周病を改善していきます。
また、歯周ポケットが深い場合は、歯根面を平滑化して細菌が付着しにくい状態にする(ルートプレーニング)を行う場合もあります。

歯ブラシ指導をする歯科衛生士

担当歯科衛生士がサポート

歯周病治療において、担当衛生士制を導入することで、患者さまのお口の状態を時系列で把握し、適切な治療計画を立てることができるメリットがあります。また、患者さまのセルフケアの状況に応じたアドバイスを繰り返すことで、セルフケアの治療効果を高めることにもつながります。
同じ衛生士が毎回対応することでコミュニケーションが円滑に行われ、些細なことでも気軽にお話しいただけるようになることも、治療においては大切なことと考えております。

※勤務状況により同じ衛生士が対応できない場合もございます

歯の模型

歯周病予防のために

歯周病を引き起こす重要な要素の一つに、歯並びやかみ合わせの強さが大きく関わっていると考えています。お口の中が正しく機能することが健全なお口の環境を作ります。

歯並びやかみ合わせにつきましては以下のページもご確認ください

重症の歯周病治療

歯根の奥まで歯石が付いている歯

フラップ手術

基本治療で改善が見込めない歯周病では、歯周外科治療を検討します。
フラップ手術は、歯周ポケット内に蓄積された歯石や歯垢を取り除くために行われる外科手術です。歯ぐきを切開して歯槽骨(歯を支えるあごの骨)から剥離させ、歯周ポケット内の歯石や歯垢を直接取り除きます。歯周ポケットを浅くする効果も期待できます。
手術後に腫れや痛みが一時的に発生することがありますが、定期的なメンテナンスやセルフケアを行うことで、歯周病の進行を防止することができます。

エムドゲイン治療のイメージ

歯周組織の再生療法

歯周病が進行すると歯ぐきなどの歯周組織が破壊され、歯が抜けたりすることがありますが、再生療法によって、歯を支える組織を回復させることが期待できます。
エムドゲインやリグロスといった薬剤を用いて歯周組織の再生を誘導する治療や、GTR法という、人工膜によって歯周組織の再生するスペースを確保することによる再生治療を行っており、それぞれの治療は、患者さまのお口の状態に合わせてご提案します。
もう抜歯しかないと診断されてしまった方も、是非一度ご相談ください。

当院は予防歯科に力を入れて取り組んでいます

歯周病を悪化させないために、ご自身の歯でいつまでも質の高い生活を送るために、当院では定期検診を受けていただくことをお勧めしています。詳しくは当院の予防歯科をご覧ください。

RESERVE

診療のご予約

048-950-8867

最終予約受付は診療終了の30分前

〒340-0015
埼玉県草加市高砂2-9-1 草加マルイ 7階
東武スカイツリーライン 草加駅より徒歩1分

 
10:30-13:30
15:00-20:00
▲ 9:30-18:00